佐々木理論…地震のエネルギー(モノポール流量)は、太陽から地球に供給される磁気量である。太陽からの電磁波は地球の両極から取り込まれる。その磁気量が地震のエネルギーとなる。トリガーは機械的なもの(天体の引力・気圧変化)と、量的なもの(太陽から大量に供給されるモノポール流量)である。

シャク暦

2013年(地球の暦)シャク暦

はじめに
佐々木洋治 
日本地震予知協会代表

2013年 地球は青い宝石

2013年、近日点を通る彗星は58個です。そのうちの41個が今年回帰する周期彗星です。
2月、5月、7月には7個(今年の月間最多数)の彗星が近日点を通過します。この月は、地球ダイナミズム(地象・気象)が活発になるでしょう。
太陽-彗星-モノポール流量-地震のつながりは、こちらをご覧ください。
▲なぜ彗星と地震なのか

レーザーは、人間がつくり出した光の増幅放射装置です。1960年、ルビー結晶を用い、初めてレーザー発振に成功しました。

地球は青い宝石です。太陽からの電磁波を、究極の粒子(モノポール流量)に変換する青い宝石です。
地球は、万物の循環を促し、命を育む究極の粒子を生み出しているのです。

一方、人類が選択しつづけている文明は、生命の循環をたち切る文明です。‘青い宝石=地球’が身震いする時、この文明は終焉するのでしょう。

■シャク暦とは

 長いあいだ雲を観測していて、その雲の発生の仕方にルールがあるのに気付いた。そして、そのルールは太古からある自然現象のルールであることに気がついたのです。言葉は変わらないものである。太古から呼び慣れてきた言葉こそ真実として存在するのです。その言葉のなかで「シャク」という言葉は基本的な言葉であるのです。

 シャクから派生した言葉には、咲く、酒、さくる、シャックリ、裂くなどのことばがある。いずれも共通する概念は、内なるものから外へという現象を示している。そしてこの言葉の原形は雲の形態として現れるシャクの現象である。すなわち扇状に発生する雲の現象である。この現象の典型的に出現する場所が古代より聖地となっている。
タテシナ山付近は古諏訪信仰のあるところである。そしてその御神体がミシャグチと呼ばれる神である。このミシャグチこそがモノポールで、シャクを形成する究極の粒子であるのです。

   地球上に存在する物は究極の粒子から成り立っている。それはアインシュタインの言う究極の素粒子のことである。地球のできたあと、生きとし生ける者達は本当にこの究極の素粒子で成り立っているのだろうか。現代の物理学者達はその素粒子を探し続けている。筑波にある「KEKB」もその研究の一敷設である。

 シャクという電磁放射の現象には現代の物理学者達は誰も手を付けていない。誰も手を付けていないから、このシャクの現象を観測し続ける私にとっては、この分野では独壇場である。かつて、アインシュタインは「究極の素粒子は日本で発見されるだろう」と言った。私はこの素粒子は単子として発見されると思っていた。でもシャクを観測していると、電磁波は連続的、かつ量的に太陽からやってきて、シャクの現象になると気づいたとき、シャクはモノポール量の現象であると知った。すなわち究極の素粒子は単体ではなく量として存在するのだ。

 そしてこの究極の粒子、モノポールの性質は、雲をつくり、低気圧になり、台風になり、風や雷となり、やがて水に溶けて、万物の生命の素となるのです。
ミシャグチ、すなわちモノポールがシャクとして出現すると、その流量に呼応して、自然界のダイナミズムが発生するのです。

 モノポール流量によって、自然界のダイナミズム、(地震・噴火や台風・ハリケーン・サイクロン・トルネード・雷)が発生するのです。そしてその勢いはモノポール流量に比例して規模が決まってくる。また、人々の体調を左右する。植物の成育も左右される。動物の行動にも影響を与える。

 これ等の現象を読み取るには、自然界にどのようにモノポールが発生するかを知れば良いのです。シャク発生のルールがあると言ったが、シャク暦はこのルールを示したものです。突発的な磁気嵐は、まだ予測できないが、九分通りのルールはこのシャク暦に含まれています。それ等のルールを踏まえて、行動することは人々の知恵ある行動かと思います。
 この暦を農業に、日々の生活に、そして健康に役立ててほしいと願っています。

◇シャク暦情報の理論◇

この地震情報は、地震体積説に拠っております。
地震体積説は、従来の弾性反発論や、
活断層論とは異なった理論です。
当協会の佐々木理論に拠る地震情報は、
地震のエネルギーは
太陽から供給される磁気量であるとしています。

シャク暦

2013年

・各月のシャク発生予想
・日々の太陽環境は宇宙天気を参照しましょう
(太陽フレアやそれに伴う
CME(コロナ質量放出)に
よってもモノポール流量が増えてきます。)

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

正月は、全般に穏やかな日が続くでしょう。8日の彗星近日点から新月付近迄は、少し低気圧が発達してきます。25日・28日・30日と彗星が続いてやってきます。2日はEN(地球近日点)で強いトリガーが働きます。25日からの特異日が重なる期間は、寒波襲来、荒天や地球ダイナミズムも活発になってくるでしょう。

<地球ダイナミズム>

25日からは、気象・地象の変化が起きてくるでしょう。20日は大寒ですが、特に月末はモノポール流量がフーガのように重なり多量に供給され、大雪、寒波はこの頃に一段と厳しくなるでしょう。2日の地球遠日点付近には過去に大きな地震が起きています。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆「1年の計は元旦にあり」と言います。穏やかな中で、しっかりとした展望を持ち歩みましょう。 ★25日からは荒天になります。自然との係わりには十分に配慮しましょう。スリップ事故にも注意しましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

2月は、7個の彗星が近日点です。前月末のモノポール流量も繰り越され、月始めから、しっかりとした地象・気象が月を通して現れてきます。特に10日(新月)、26日(満月)付近の大潮トリガーで地震エネルギーが解放されてきます。月を通して寒波が席巻するでしょう。

<地球ダイナミズム>

大雪、寒波襲来の月です。その間のトリガー日に、地震エネルギー解放、突風もあるでしょう。モノポール流量は月全般に多く、世界で記録的な気象変化が起きてきます。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆激しい気象変化が続き、力強い地球ダイナミズムを目の当たりにした時、文明のみすぼらしさが露呈してきます。モノポール流量はウイルスも活発化させます。風邪、食中毒には十分用心しましょう。 ★文明の利器によるトラブルが多く発生してきます。人々もストレスを抱え込み体調不良が続くでしょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

前半は、2個の彗星近日点ですが、2月からの蓄積エネルギーが十分に解放されていなければグズついた天気となるでしょう。後半は、4個の彗星が近日点になります。特に24日は2個の彗星が近日点で、すぐに大潮(27日:満月)トリガーに入ります。このビッグトリガー期間は、モノポール流量も増えてきます。

<地球ダイナミズム>

前半は、5日から9日頃に落ち着いた陽気になりますが、後半は、春の嵐となり、再び荒天となるでしょう。荒天の間の高気圧下に目立った地震・噴火も発生してきます。月を通して、すっきりとしない日々が続きそうです。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆陽光も少しずつ力を増してきます。雪や雨に含まれたモノポールは地面に供給され、豊かな大地を育くみます。冬が厳しい年には豊作になる所以です。 ★春は希望と背中合わせに、人生の不安をかもし出す奮囲気もあります。人とのなにげない会話も、心のコリをほぐしてくれるものです。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

7日頃迄は、穏やかな陽光が楽しめそうです。10日は新月と2つの彗星近日点が重なるビッグトリガーです。今月は3個の彗星が近日点となる中旬に、地球ダイナミズムが活発になります。次の注意日は25日付近です。

<地球ダイナミズム>

8日~19日迄は、突風や地震発生が顕著になるでしょう。この間に地震エネルギー解放が少なければ、25日付近に目立った地震が発生するでしょう。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆ゴールデンウイークは、静穏な行楽日和となりそうです。野にある生命も輝き活発な生命活動が始まります。 ★中旬には、気象変化が激しくなります。体調を崩さぬよう注意しましょう。高齢者は車の運転に注意しましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

連休明けから、7個の彗星が近日点になります。モノポール流量が多く供給される月です。地震の規模は、発生が遅くなる程、大きくなってきます。23日からの大潮(満月:25日)付近は、厳重警戒です。発光現象、濃霧も地震の前兆現象です。

<地球ダイナミズム>

百花繚乱、風薫る5月ですが、特異日期間には、メイストームの発生、竜巻も発生してきます。低気圧が急速に発達したエリアは、その後の地震に警戒です。彗星近日点の多い月です。宇宙天気も十分注視しましょう。山火事にも警戒です。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆連休は、平穏な陽気に恵まれます。自然界に生命活動の唄が満ちあふれる行楽日和でしょう。 ★特異日期間は、北日本周辺海域の漁船は遭難事故に留意しましょう。登山にも急な変化に対応できるかを考えましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

月初めから特異日期間が連らなります。7日から大潮(新月:9日)、10日はMF(月が最遠)のトリガー日です。1日・4日・5日と3個の彗星近日点によりモノポール流量が増えている期間の引力トリガー日は要注意です。7日・8日は目立った地震に警戒しましょう。

<地球ダイナミズム>

上旬に、しっかりした地球ダイナミズムが現われるでしょう。激しい雨が降ったり、突風が起きてきます。しっかりした気象変化は地震の前兆現象とみてよいでしょう。23日付近には噴火活動も活発化します。特異日期間、アメリカではハリケーンやトルネードの発生が巨大化してくるでしょう。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆近年、梅雨のイメージから違った6月になっています。メリハリのある降雨です。グズグズ悩まず、決断し行動することが自信に繋がっていきます。 ★特異日期間はケアレスミス、エレクトロニクスによる失敗や事故が増加するでしょう。内因と外因の影響が大きくなる‘失敗の環境’を意識してみましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

前月から繰り越される特異日に、6日・8日・9日と続いて彗星が近日点になります。5日はEF(地球遠日点)です。注目すべきは、3個の彗星近日点が重なる23日付近です。満月とも重なる警戒日です。月末迄、地震・噴火・熱波に注意です。

<地球ダイナミズム>

前半は、台風、ハリケーン、サイクロンの発生がみられるようになります。5日の地球遠日点付近には、過去に大噴火がありました。23日からの特異日期間に注視しましょう。7月に入ってからすぐに、記録的な暑さとなるでしょう。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆月初めから猛暑になるでしょう。炎天下の作業は控え、無理をしないようにしましょう。太陽光の強さは、人の心に活力とエネルギーをも与えます。頑張りすぎないように。 ★特異日期間には、食中毒、山火事、水の事故に特に注意が必要です。事件や事故の発生頻度が高くなります。モノポール流量が多い時、子供達は特にはしゃぎます。大人達は見守りましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

8月は、月初めの2日と5日に彗星近日点で特異日期間に入ります。あとは、月末の23日と31日が彗星近日点です。5日からの大潮(新月:7日)は、特異日期間と重なるビッグトリガー期間となります。

<地球ダイナミズム>

局地的に激しい雷雨が発生する月です。特に大潮期間と引力トリガーが重なる頃は、地象・気象の地球ダイナミズムは大型化してきます。地象(地震・噴火)と気象のエネルギーは同根です。極端な気象変化(大雨、突風、熱波など)が現われたエリアは、その後の地震に警戒です。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆夏休み、お盆など8月は人の移動が多くなる月です。登山計画、海辺のレジャー計画、帰省の折には余裕を持って計画しましょう。災害情報を受けとれる用意をしましょう。 ★特異日期間、天変地異が起きた時に慌てないように備えをしておきましょう。猛暑を切り抜ける体調管理も大切です。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

今年の防災月間は、上旬に3個の彗星近日点が集中し、それ以降は特異日期間がありませんが油断は禁物です。昔から台風シーズンとして恐れられてきた月です。宇宙天気の動向、太陽活動に注視しましょう。

<地球ダイナミズム>

月の前半には、地震・噴火・台風・竜巻などが多発してきます。3日からの大潮(新月:5日)付近には、台風の発生や、発生している台風の発達がみられるでしょう。9月は地球潮汐が1年のうちで最も大きくなります。これと重なると被害はより大きく深刻になってきます。アメリカでは、ハリケーン被害が続くでしょう。アジアでは洪水が発生してくるでしょう。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆猛暑、熱波が少し緩んだ次には台風シーズン到来です。地球ダイナミズムは驚異ですが、しかし必要なものでもあります。豊かな恵みも実は、地球ダイナミズムをもたらす究極の粒子あればこそなのです。 ★文明が複雑に、科学技術が進むほどに、自然界のうねりは、人間社会を直撃するのです。防災月間に、真の文明とはどうある事か、考えてみましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

10月の彗星近日点は、26日の1回だけです。月末の特異日期間までは、平穏に推移してゆくでしょう。そんな期間にも、突発的な太陽活動(フレア、CME、磁気嵐など)の発生や太陽風磁場の南向きが長く続いた時などは、要注意です。

<地球ダイナミズム>

地球ダイナミズムも、この月にホッと一息というところです。爽やかな青空の下、実りの秋が満喫できそうです。10月14日「体育の日」も天気は落ち着いた日となるでしょう。月末は地震・噴火活動が活発化、台風の発生もあるでしょう。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆10月は、楽しいイベントが多くみられますが、一人で内観するにも良い月です。 ★災害による心のストレスも和らぎ、ゆとりの出来る月となるでしょう。26日からの特異日期間、山火事や食中毒に気をつけましょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

彗星近日点から始まる特異日期間は、月の後半に集中してやって来ます。その間に、満月の大潮、MF(月が最遠)、下弦のトリガー日が入ってきます。前半は5日の彗星近日点が1回だけです。3日と6日付近は噴火に注意しましょう。

<地球ダイナミズム>

11月後半は、次から次へと特異日がやってくるので厳重警戒の日々となります。噴火、地震はトリガー日に警戒しましょう。5日の彗星近日点付近には木枯らし1号が吹き荒れるかもしれません。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆中旬は、小春日和になりそうです。厳しい環境にあっても暖かな陽差しは、希望の光になります。外の風に触れるようにしましょう。 ★後半は‘失敗の環境’がきつくなってきます。持病の悪化、精神的な疲労感から脱け出すのに苦慮します。インフルエンザ、ノロウイルスの流行も月末あたりに出てくるでしょう。

記号説明

<特異日/地象・気象変化>

12月の彗星近日点は6回です。今月は中旬に4個の彗星が集中します。10日から22日迄は、気象・地象活動が活発になるでしょう。年末は安定した穏やかな日に恵まれます。

<地球ダイナミズム>

中旬頃から低気圧の発達、雪や雨に見舞われます。荒天の合い間の晴れてきた頃、地震・噴火活動が現われてきます。気象衛星‘ひまわり’で雲の流れをみましょう。雲の集中する所、爆弾低気圧の発生したエリアは、地震発生に警戒です。

<☆生命の環境/★失敗の環境>

☆中頃は、モノポール流量が増えてきます。地球ダイナミズムを生みだすモノポール粒子は、人間社会に試練を与えますが、豊かな生命を育む粒子でもあるのです。 ★師走の忙しさと特異日が重なり、中旬はストレスの多い日が続きますが、そんな時こそ冷静に判断し行動しましょう。路面凍結に気をつけましょう。
  • 満月

  • 新月

  • 上弦

  • 下弦

  • 月の最遠日

  • 月の最接近日

  • 地球遠日点

  • 地球近日点

  • 彗星近日点

  • モノポール放出量の目安

  • 特異日期間

  • (トリガー日)地球ダイナミズム活発

  • 強引力日

モノポール・・・磁気の単極子を言う
特異日期間・・・
彗星が太陽に近づく日(近日点)頃から、太陽コロナから吹き出す磁気量が増してくる期間
ビッグトリガー・・・特異日期間に大潮が入ってくる時

● ポイント概念・・・地震とは一回性の現象ではなく連続性の現象である。

特異日

特異日は通常平穏な日の状況と違い、自然界においては荒天、大風、竜巻、台風の発生。地震、噴火などの天変地異の発生する日を意味する。また人間社会においても、様々な事故発生、体調不良など多発する日をいう。その発生の原因は太陽から地球にモノポール量が供給されることで発生する。このような日は通常平穏な日と違ってきわめて特異な日である。それ故、このような現象が発生する日を特異日と命名した。

生命の環境/失敗の環境

モノポールは、あらゆる物質や生命体に深くかかわっている。その性質は豊かな恵みを、もたらす‘生命の環境’と共に人間社会に‘失敗の環境’をも与える。あらゆるものを活性化させるモノポール。自然現象など、どうにも変えられないものはともかく、プラス・マイナス共に増幅される特異日を、プラス思考でよい特異日にしたいものです。

広がっていくシャク

天然の加速器“タテシナ”から

広がっていくシャク

地球ダイナミズム

地球に気象の変動、台風、ハリケーン、サイクロン、トルネード、さらに噴火、地震の起きる現象を地球ダイナミズムと呼ぶ。この地球ダイナミズムは太陽がモノポール量を供給する時に発生する。とりわけ、このモノポール量が多量なとき地球ダイナミズムはより活発になる。この地球ダイナミズムは特異日期間に発生する。

参考文献
天文年鑑・理科年表

©本書の全部又は一部を無断で複写、複製(コピー)することは、著作権の侵害となります。本書からの複写を希望される場合は、日本地震予知協会に、ご連絡下さい。

(C)2005~ Nihon Jishin Yochi Kyoukai. All Rights Reserved